「社内のメンバー間で生まれる意識の差」をどう埋めるか

独立してから10ヶ月が経ちました。
本当にあっという間でしたが、会社員時代と比べて圧倒的に充実した毎日を送っています。

さて、今回はタイトルにあるように、仕事に関するお話です。

結論から言うと、

仕事が出来る人と出来ない人を同じ意識水準にするなんてそもそも無理

ということです。

前提として、「仕事が出来る人が正義」「仕事が出来ない人は悪」という話ではありません。
ただ、「仕事が出来る人は色々仕事を任されるし、相応の評価をされるべき」だと思っています。
逆に、いつまでも評価されないのにその組織に留まる理由なんてありませんよね。

で、この「仕事が出来る人」と「仕事が出来ない人を含むそうでない人たち」というのは、意識レベルで差があることが多いです。
社内勉強会とか情報交換の場を活用するというのは、この意識の差を埋めるための手段ですね。

公務員のように資格が必要でもなく、「何のために仕事するのか」という理由も異なる以上、これはどうしようもないことです。
エンジニアやデザイナーは、本来「職人」といわれる職種ですが、悲しいことに「職業プログラマー・SE」と言われる人も多く存在します(そもそも私はこの「SE」という表現が嫌いですが、それはまた別の機会に)。
少なくとも、私が新卒で入った会社の先輩や同僚エンジニアに、そうでないと思える人は数えるぐらいしかいませんでした。
※以前も書きましたが、「休みの日にもコード書いている」と言うと異端児扱いされるレベルです。

話が少しそれましたが、結局のところ「本人が楽しいと思えないならやらないだろう」ということです。
そのため、先にあげた共有の場も、最終的に「意識高い人の集まり」になってしまう可能性があります。
無理に引き出すために「1人1つは」とか「ローテーションで」とかやり始めると、参加率はさらに下がると思います。

「じゃあどうすればええねん」となりますが、そこで以下のような案はどうでしょうか。

まずは自分が学んだ・経験したことを発表・共有してもらう

モノをつくる仕事をしていると色々な場面に遭遇します。
まずはそういったことを共有してもらうのです(もちろん個人的な開発でも良いです)。

  • こいつ…動くぞ…!
  • こんなやり方があったのか!!
  • 他の案件とこういうところが違った(同じだった)
  • とりあえずあの時はこれで乗り切ったけど、もっと良いやり方があったのでは…

発表・共有の場では知識や経験の差もあり「出来る人」がフォーカスされがちです。
その結果、「こんなこと話して良いのか」「自分にはこんな発表出来ない」と発表・共有を控えるケースも少なからずあるように感じます。
そこで、最初は上記のような情報共有の場とすることで発表・共有のハードルを下げ、だんだんと慣れてもらうのです。
また、このための準備で時間を取り過ぎると業務に支障をきたす可能性もあるので、まずは

  • A4用紙1枚分
  • Github・RedmineのWikiレベル

とかで良いです。
もちろん強制でなく、あくまでも挙手制にします。
それでも手が上がらないようなら、ある程度メジャーなテーマを決めて全体で話してみる(この場合、あくまでもメインは「出来る人」意外です)とか、「出来る人」があえて初心者用スライドを作って話してみるとか、とにかくハードルを下げるのです。
とにかく「場数をこなしてもらう」というか、発表・共有することへの抵抗を無くしてもらうことが重要ではないでしょうか。
「出来る人」は退屈な気もしますが、

  • 長期的な観点でいくと全体のレベルアップにつながる
  • そもそも出来る人はその場以外でも勝手に勉強する

ので、息抜きや振り返りと考えれば良いのかなと思います。

まあ、客観的な立場からは色々言えますが、実際は難しいケースもあると思います。
参考になれば幸いです。

仕事はフリー、ストレスもフリーな半年間を振り返る

今回は仕事の話です。

気づけばフリーランスになって半年が経ちました。
「意外となんとかなるもんだな」というのが正直な感想です。

私の場合、独立に際して行ったことは大きく6つでした。

  • エージェントと契約し、独立後の仕事を決める
  • 会計ソフトの利用開始
  • 開業届を出す(この時に屋号も決めました)
  • 保険・年金の切り替え
  • 独自ドメインの取得(Web・メールアドレスなど)
  • 名刺の作成

わからないことだらけでしたが、ネット社会のこのご時世、Google先生でいくらでも調べられました。
やってみると上記のような事務作業も結構楽しく、現状特にストレスなく続けられています。

エンジニアやデザイナーの方は、是非エージェントを利用することをおススメします。
面倒な営業・事務作業を代行してもらえ、案件もしっかり紹介いただけ、おまけに一定額の収入を確保できます。
会社員時代との大きな違いは、こちらに選択権があるということですね。
もちろん面談などがあるので希望が100%通るわけではありませんが、少なくとも事前に情報を得たうえで、こちらで選ぶことができるのは大きな魅力です。
Google先生に聞けばネット上でエントリーの受付を行っているところが多数ヒットしますので、ご興味ある方はぜひ調べてみてください。

以上、半年の振り返りでした。
今後も独立に際してやってきたことについては、ここで展開していきたいと思います。

人知れず黙々と履歴を残す

昨今、どんな業務でも多かれ少なかれパソコンを利用します。
中でも、Excelやテキスト・画像などを取り扱う業種だと、以下のような場面があるのではないでしょうか。

  • どれが最新のファイルだったっけ?
  • 作業中のファイルが消えてしまってる!
  • 先週の状態に戻したいけどどうしよう…
  • 間違えて削除してしまった…ナンテコッタイ

こういった問題は、人力では防ぎようがありません。
人間は間違える生き物です。
諦めましょう。

…というと何も解決しないので、バージョン管理システムを使いましょうというお話です。
正直、我々エンジニアよりも、上記のようなアナログで頑張っている人こそ使うべきだと思っています。

たとえば、ある部署で取り扱っている「01.帳票」というフォルダがあるとします。
現状、この下にExcel・PDF・Wordなど様々なファイルを入れて、ファイルサーバで日々運用しているとしましょう。
ここでバージョン管理システムを利用して、上記をバージョン管理するようにしてみます。

  1. 管理したいフォルダをバージョン管理対象(リポジトリ)として登録
  2. 追加・変更・削除が発生したファイルをコミット(バージョン管理に反映)
  3. 上記コミット単位で履歴ができるので、定点へ戻す・全体の復元など思いのまま

部内では以下のように決めます。
「毎日始業時にリポジトリから最新を取り込み、終業時にその日の作業分をコミットすること」

さて、Aさんが3日前に修正した「ファイル1」を、Bさんが今日修正することになりました。
その日の定時前にBさんがコミットしようとすると、Aさんが3日前にコミットした内容と、自分が今日コミットしようとしている変更を比較することができます。
コミット後、Bさんが「あ、これはやっぱり要らなかったな」となっても、不要なところだけ削除してまたコミットすれば、以下のように履歴が残ります。

Aさん修正(3日前)→Bさん修正(今日)→Bさん不要なところ削除(今日)

後日変更が入っても、この履歴が増えていくイメージですね。
なお、この履歴はファイル単位で日付と合わせて保持できますし、コミットにはコメントも付与できます。
いつ、誰が、何のために変更したか が一目瞭然というわけです。

以前も少し書いたのですが、このリポジトリは社内で準備する以外にも、インターネット上のホスティングサービスを利用することができます。
そうだ!ホスティングサービスを使おう

なお、バージョン管理システムの1つであるGitについて、CLI(いわゆる黒い画面です)を利用したやり方も以前記載しました。
Subversion→Git、そして伝説へ…

ただ、上記で紹介したGitはExcelやPDFなどテキスト以外のファイルを扱うのにあまり向いていないので、他のバージョン管理システム(Subversionなど)のほうが良いかもしれません。
最近はコマンド操作を画面上で視覚的に行えるツールも多くあるので、エンジニアでなくても問題なく使えると思います。

いかがでしたでしょうか。
業務に限らず、個人で管理しているようなファイルにも使えると思いますので、是非一度使ってみてください。

どの業種も、まわりのイメージと実態はほとんど違う

今回はIT業界のことをあまりご存知ない方向けの内容です。
まずはじめに、以下に書くことはあくまでの私の勝手なイメージということをご認識ください。

みなさんはIT業界で働く人にどのようなイメージを持たれているでしょうか?

  • きれいなオフィスでのびのび働く
  • 始業・就業時間が比較的自由
  • 私服で音楽聞きながら仕事できる

とかですかね(私はIT業界の人間なので客観性に欠けますが)。

結論から申し上げると…そんな会社は多くはないです。
以下、私の過去の経験から会社の形態別に見ていきます。

【事業会社(IT業界以外の会社)のIT部門(情シス)】

この場合、他部署の社員と同じような時間・服装・給与水準で働くことになります。
場合によっては、ITに関係ないような社会人基本セミナーとか営業セミナーみたいなものにも強制参加です。
そのくせ情報処理に関する資格支援がないところも多く、他部署の人から問い合わせがひっきりなしに来るので音楽聞きながらなんてほぼ無理です。
業種によりますが、社員同士が仲良くオフィスの福利厚生が充実しているという点はあるかもしれません。

【親会社をもつIT専門会社】

「○○ITソリューションズ」とか「○○情報システム」といった親会社の名前が○○に入るような会社がこのパターンです。
これも親会社に合わせた勤務形態をとることがほとんどです。
キャリアとしては、入社後数年は開発経験を積み、そこからはプロジェクト管理がメインになります。
色々な外注を受け入れて実作業はそちらへ委託していることが多いです。
外注としてこういった会社で作業する場合でも、時間・服装は合わせるのがほとんどなので、スーツはまだまだ健在です。

【独立系IT専門会社】

ここが一番分かれるところですね。
社内で開発しているようなケースだと本当に自由です(スタートアップに特に多いですね)。
そして、そういうところは管理職であっても最新技術に明るい方が多いです。

ただ、就業時間は9時~17時30分(または18時)でスーツ着用というところはいまだに多いです。
また、会社として10時始業だったとしても、上に書いたようなお客さんのところで常駐勤務するとなると、時間・服装はそこに合わせることになります。
さらに、常駐にしろ請負にしろ、間にいくつか会社が噛んでいれば中間マージンが発生します。
ex) A社(エンドユーザ)100万払→B社(システム子会社)80万払→C社(外注)50万払→D社(自分の会社)
そのため、極端に言うと自分(もしくは自分の会社)がもらう報酬はエンドユーザが払っているお金の半分だった…なんてことがありえます。
こんな話、どこかで聞いたことありませんか?

…そう、ゼネコンです。
日本のIT業界はいまだに多くのゼネコン体制で回っているのです。

いかがでしたでしょうか。
冒頭に書いたのは良いイメージですが、悪いイメージはどうでしょうか。
真っ先に出てくるのが「残業・休日出勤が多そう」ですかね。

最近は厳しく言う会社も増えましたが、残業・休日出勤はいまだ青天井です。
会社の体制に問題があるケースは多いので、なかなか是正が難しいのが残念なところです。

振り向かないことさ

FC2からブログを移行して1ヶ月が経ちました。
それに伴い過去の投稿を色々見ていたのですが、それを見て気づいたことがありました。

就職したころの記事は夢と希望にあふれていたんだな…

ということです。
今も色々なことに挑戦できるのである種希望に満ちてはいるのかもしれませんが、
なんというかこう、あの頃に比べて悟ってしまっている感じがあります。
きっと 若さ なんでしょうね…。

さて、そんな悟ってしまった私から、これから社会人になろうとしている人へ言いたいことがあります。

自分のためになると思ったらなんでも挑戦してみてください。
そして、その会社にしかないような”無駄”だと思える文化に迎合して自分を殺さないでください。

私も就職してしばらく経った頃「会社というのはこういうもんなんだ」と思っていた時期がありました。
「これも勉強」とお金にならない残業や付き合いをしていたりしました。
それが悪いことだとは言いませんが、いくら良い人・良い環境であっても、会社のビジョンと合わないのにそこに居続けるのは、双方にメリットがありません。
日本はまだ「まずは3年」といったよくわからない文化がありますが、
理由が明確なら転職(・独立・起業)するのは決して悪いことではないと思っています(私もそうでしたし)。

ただ、そんな私でも「会社に属していた経験」をしていて良かったと思っています。
先輩・同僚・顧客にもまれながら、自分の技術を磨くことに専念できる環境は大切です。
就職して色々なことを学び、そこから自分が目指すべき方を見て色々挑戦してみてください。

…と、先輩面して少し語ってみました。
「俺らの頃は…」と若者に偉そうに話すような大人にはなりたくないので、この辺にしておきます。

あっという間の1ヶ月、しかし確実に一歩を踏み出した

フリーランスになって1か月が経ちました。
ありがたいことに会社員として在職中から次の現場も決まり、業務では初めて経験するアーキテクチャ・ツールに戸惑いながらも楽しくやれています。
最初の月ということで、事務手続きや保険の支払いなどもたくさんあり、とにかくあっという間でした。

今月やりたいことを、自分のメモとして書いておきます。

  • 自分用につくっていたレシピ管理システムをリプレースする
  • 無料期間で利用中のAWSの機能を使って簡単なシステム・ツールを作成し、日々の運用に活かす
  • 4月の情報処理試験対策(おそらくデータベーススペシャリストになるかと)

今月も自分らしく、貪欲に色々学んでいきます。

直情真気

またまた前回の続きです。

次の勤務先が決まりました。
とはいえ、エージェントと顧客間で契約が済んでいないので確定では無いのですが、よほどのことが無い限りこのまま決まると思われます。
案件を探し始める前は色々と不安だったのですが、たくさんの案件をご紹介いただき、また様々なところで評価いただけたので、今後の案件探しにもしっかり活かしていけたらと思います。

今回は、いくつかお話いただいた中から、単価・勤務地・精算幅などが自分自身の要望に近いところに決めました。
やはり、提示された案件から”自分が”選べるという点はフリーランスの大きな利点だなと感じました。
ひとまず、1月中旬から勤務開始となるため、年始早々に税務署(開業届と青色申告承認申請書の提出)・市役所(国民健康保険と国民年金の手続)へ行かなければなりません。
前者は初めてですが、後者は以前の転職でも実施したためスムーズに進められると思います。

今日は過去同じ現場だったフリーランスの人たちと飲みに行ってきましたが、色々とお話を伺えました。
こういったフリーランス同士のつながりも、今後より大切にしていきたいと思います。

夢幻泡影

さらに前回の続きです。

面談へ行くようになって2週間ほど経ちましたが、先週伺った会社から「ぜひ来てほしい」という話をいただきました。
今は金額や業務内容、勤務地などの条件比較と、もう少し回ってみたいなという思いから、ひとまず今週は回答を待っていただいている状況です。

やっぱりどこもエンジニア不足なんだなと感じました。
1つのエージェントへ面談に行く度、その場で4~5個は案件が出てきますからね。
関西は関東に比べて単価の相場が低いのですが、私はあらかじめ色々な人やネットの記事で情報を得ていたので問題ありませんでした。
むしろ先に書いた会社からは「そんなに高くしてくれるのか」というような額(もともと言われていた上限の少し下程度)を提示されております。
有難いですし、何より自分の自信につながるので嬉しいですね。

今日伺ったところもモダンな開発を行っているようで、面白そうだなと感じています。
明日詳細な条件が決まるとのことなので、今週中には私のフリーランスデビュー案件が決まると思います。

ちなみに、現職は今週で出社が終わり、来週からは有給期間です。
今週中に決まれば年末までのんびりできるので、まずはそのためにしっかり考えます。

千変万化

前回の続きです。

先日、部内でも私の退職が通知されました。
年内までという時期も決まっているので、有給消化を考えるとあと半月ほどで業務終了となります。

ひとまず、今後のことを考えると多方面につながりを設けておく必要があると考えました。
今の会社の人もそうですし、以前話を伺ったフリーランスの人たちもそうです。
最近はインターネット上で簡単に登録できるエージェントも多いので、まずは有名どころに登録しておきました。
先週金曜日に1件話をさせていただき、今日の業務終了後にも1件面談いただく予定です。

また、個人事業を始めるにあたって必要なことが何かを日々調べています。
やることが多く、早くも大変だと感じていますが、同時にとても楽しみでなりません。
ちなみに、引っ越しの時もそうでしたが、Redmineというプロジェクト管理ツールを自分のタスク管理に使っています(笑)。

年初早々に業務開始できるかどうかは状況次第なので何とも言えませんが、無理せず自分のペースで、しかしながら貪欲に取り組んでいきます。
今後は技術的なこともここから発信していきたいですね。

堅忍不抜

前回書いたことからひっくり返ってしまうのですが、このたびフリーランスになることを決めました。
かねてからフリーランスの人に何度か話を伺っており、前回書いた会社の人の話も聞いた上で、自分の今後を考えたときに今やるべきだと思ったのです。

理由はいくつかありますが、大きくは3点です。
・自分の価値(売りやこれから挑戦していくべきことなど)を知りたい
・会社に属している以上何かのせいにできる(してしまう)が、フリーランスだと原則何もかも自分のせいにしかならない(できない)
・万一うまく行かず挫折したとして、今ならまだ這い上がることができる

学生時代から、それなりの頑張りで良い成績(成果)を出してこられました(嫌味に聞こえたらすみません)。
親がいて、学校にも問題なく通い、就職も特に詰まること無くできました。
囲碁のプロ棋士になれなかったこと以外、これまでとくに大きな挫折を味わっていないのです。
そんな背景もあってか、人や会社のあら探しをする癖がついてしまい、細かいところに不満を持ってきました。
「なんでこんなこともできひんねん」「なんで俺が巻き込まれなあかんねん」などですね。
とはいえお金(単位)はちゃんともらえていたので、必要最低限だけやってきました。

どんな規模の会社であれ、そこにいる以上何らかの不満が出てくると思います。
それでもお金をもらっているので、これまでのようにのらりくらりと過ごしていきそうな気がしているのです。

つまり「生きるために必死になる」ということをやってみたいのです。

成功するに越したことはありませんが、万一失敗するのであればやはり早いうちにしておきたいです。
その際、這い上がってくるだけのエネルギーや環境が無い可能性がありますので。

そういった理由から、今回フリーランスに挑戦してみようと思いました。
確実に大変だと思いますが、自分が決めたことなので頑張ります。