今回は仕事の話です。
案件の内容にもよりますが、私は基本的にアプリケーション設計からリリース後の保守までやることが多いです。
開発関連(アーキテクチャ選定・フロントエンド・バックエンド・データメンテナンス・インフラなど)はもちろん、以前常駐を辞めた記事にも少し書いた通り、PMやデザイン・QAのサポート、方針決めなんかにも参加したりしました(現状だとPMを兼ねてる案件もあります)。
で、思い返すと結構早い段階からこういった働き方をしていたなと気づきました。
そこで、どうしてこうなったのかについて軽く振り返ってみたいと思います。
振り返り
ざっくり書くと以下3点に尽きます。
- 使命感
- 好奇心
- 達成感
上記だけ見ても怪しい勧誘っぽいので詳細を書いていきます。
使命感
私は SIer 出身なんですが、とにかくここでやらざるを得ない状況が多々発生しました。
PM や PL が現場にいないことが多い
- 1メンバーの自分が会社間の(進捗共有などの)ミーティングにも参加してメンバーのタスク管理をすることが多々あった
PM や PL には開発に関することは聞けないケースが多い
- 業務委託の人たちとは結構仲良くなったが自社への帰属意識は薄れていく一方
デザインや QA などの専門部隊が存在しなかったので、自分で全てやらざるを得なかった
- 自分でテストケースつくって Excel にひたすらスクリーンショットを貼っていく作業とか…
今となっては、どうにかして「人に頼ること」が出来たとは思いますが、当時は「自分がやるしかない」と思って色々取り組んでいました。
この時期に学ぶことは多かったですが、同時に無理がたたったのかこういう事態になったりしたので複雑なところです。
ただ、上記のようなことがあったからこそ「人に頼る」ということができるようになったとも思っています。
好奇心
一方で、自分が知らない・わからないことに首を突っ込んでいくのは元々好きでした。
コードを書く以外のところ(デザインやサーバ構築など)については、自分で長年サービスを運用していたことが下地にあったからこそ興味を持ちやすかったんですよね。
独立後に常駐していた会社にはデザイン部門や QA の専門部隊もあったのですが、そういった部隊の方が隣で PM や他メンバーと話しているような場面でも、雑談がてら色々と突っ込んでいったりしてました。
その結果、わからないなりに「こうすれば良くなるのでは?」というようなスタンスで仕事が進められたのは、自分の理解も深まり結果として良かったのではと思っています。
達成感
リリース後やプロジェクトの打ち上げなどで、別部隊(非アプリケーション開発者)の方から私の動きを褒めていただくことが結構ありました。
「エンジニアなのに一緒に色々考えてくれてありがたい」というような言葉をいただけたので、正直これはかなり嬉しかったです。
開発者だけでなく「全員でやり切れた」と思えるのは、(独立した今でも)仕事を進めるうえで重要な点だと思っています。
これは大きなモチベーションになりました。
最後に
あくまでもこの働き方は自分に合っていたというだけですが、軽く振り返ってみました。
とはいえ、ここに上げたものは仕事に限った話でもないのかなと思っています。
何かしら読んでいただけた方の参考になれば幸いです。