この記事は文系プログラマ Advent Calendar 2017 18日目の記事です。
アジェンダ
- エンジニアを目指したきっかけ
- 文系でエンジニアを目指す人へ
- 自分の経験から、新人・若手に伝えたいこと
- 最近やっていること
- まとめ
エンジニアを目指したきっかけ
合同企業説明会(ドームとかでやるアレです)で気になったためです。
高校は普通科、大学は心理学を専攻していたので、正直プログラマがどういうことをする人かは全く知りませんでした。
また、まわりに影響されてようやく就職活動を始めた状況で、特に何かやりたいことがあったわけでもありませんでした。
そんな中、いくつかのブースをまわっていると「IT」というワードが目に留まりました。
「普段使っている改札とか自動販売機の内部ってどうやって動いてるんやろ」
と気になり、IT企業のブースをいくつか回ってみることに。
結果、「興味」が「目標」に変わったというわけです。
今になって思えば、以下のような要因も影響していたかもしれませんね。
- 中学2年生からWebサイトの更新を続けていたこともあり、興味を持ちやすかった
- コンピュータを使った大学の講義が面白かった(この講義はExcelやWordを駆使するものがほとんどでしたが)
IT業界を目指すにあたり、自分に何も情報が無い状態だったので、とりあえず基礎的なことを学ぼうと中古の参考書を購入しました。
自分のノートPC上にCとJavaの実行環境をつくって、コンソールに文字を出力する日々が続きました。
月並みな表現ですが、「自分がつくったものが動く」というのがとても嬉しかったですね。
文系でエンジニアを目指す人へ
エンジニアには向き・不向きがある。
誰でもなれるとか謳ってる会社には気をつけろ!!
これですね。
私の場合、そういった謳い文句に誘われるがまま新卒で入った会社がとにかく合わなかったんです。
- 体育会系(飲み会の頻度や営業ノリ)
- 技術(者)が大切にされていない(PCスペックがしょぼい、技術を極めるキャリアが無い、営業色が強すぎる)
- 残業しすぎ(一定年数以降はみなし残業になるが定時後の集まりが多すぎる。しかも22時ぐらいから飲みに行ったりする)
入る会社はしっかり選んでくださいってことですね(当たり前ですが)。
あと、若いうちは資格の勉強をしたほうが良いと思います。
取れる・取れないはあまり問題ではなく、資格取得に向けて幅広く知識を仕入れることは絶対に無駄にならないです。
大学や大学院でがっつりコードを書いてきた人には、スタートラインではどうやっても勝てないので、コツコツ積み重ねていくことが一番です。
とにかくコードを書いてみる(もしくは何かサービスを作ってみる)。
最近はインターネットでスキルチェックできるサービスも多いので、是非有効活用してください。
自分の経験から、新人・若手に伝えたいこと
以下のようなことができると一目置かれるかなと思っています。
開発視点
- 新規開発では中心メンバーになる(アーキテクチャ選定に関われると尚良い)
- 保守・運用では既存のコードにある「背景・経緯」を考える
業務視点
- 顧客の業務(登場人物・利用部門やフローなど)を抑える
- 利用する立場になって「本当に望むものは何なのか」を考える
今やっていること
ここは色々書くより最近の記事をリンクしておきます。
興味のある方はご覧ください。
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Twitterつぶやき
Djangoを使った開発時、サーバ再起動するたびにセッションが消えて微妙に困ってたけど、SESSION_ENGINEがcacheやったからということに気づいた。 そしてpylint-djangoがうまく動作しない。 pylintとの互換っぽいけど、続きは起きてからやろう。
— Kazuki@囲碁好きエンジニア (@kzkamago0721) 2017年12月16日
そろそろ年末やし、所得税計算用の単一HTMLファイルをVueを使って作成した。 入力値に応じて自動で計算させるようなケースやと、VueやReactとかはほんまに便利やと思うわ。 pic.twitter.com/IyL0711Duk
— Kazuki@CakePHPコントリビュートしました (@kzkamago0721) 2017年12月3日
まとめ
文系・理系関係なく、出来る奴は出来るし、向いているやつはとことん向いている
色々書きましたが、結局上記の通りかと思います。
というと身も蓋もないので(笑)、もう少し思うところを。
私の場合、興味を持って「まずはやってみた」ことが、今でもエンジニアを続けられている原点だったのかなと思います。
何をするにも、よく知らないうちから評価できるはずがありません。
周りの意見はほどほどに、「まずはやってみる」ということが重要ですね。
その結果、辛くて仕方ないのであれば「向いていない」と割り切るのも大切です。
「まずはやってみる」→「今は理解できないけど続けてみよう」→「楽しくなってきた」というスルメ状態になればしめたもの。
これを読んでいただいた方がエンジニアになり、共に働けることを楽しみにしています。