今回はプログラマ(もしくは目指している方)に向けて、いくつかおすすめの書籍を紹介します。
私の経験を踏まえてなのでWeb系がメインです。ご了承ください。

リーダブルコード


「コメントの書き方」「処理のわけ方」「テストのやり方」など、プログラミングするうえで基本的な考え方を学べます。
イラストにユーモアがあるのでそちらも楽しめます。
私は今年になって手に取りましたが、プログラミング初心者から経験者まで十分楽しめる内容になっていると感じました。

はじめてのCSS設計 フロントエンドエンジニアが教えるメンテナブルなCSS設計手法


フロントエンドエンジニアというか、Webサイトを作成するなら必須となるデザインまわりについて学べます。
前半は指定方法の優先順序やSMACSSなどの設計思想など基礎的な部分について紹介されています。
後半はタスクランナーGulpとSASS、EJSなどのモダンな技術を使ってサンプルサイトを作成します。
こちらも初心者~経験者まで幅広く楽しめる内容になっています。

Laravelリファレンス Web職人好みの新世代PHPフレームワーク

 

最近流行りのPHPフレームワーク、Laravelを使った開発について学べます。
こちらはある程度経験のある方、かつWeb系で開発する方が対象です。
扱っているバージョンが5.1系と少し古いですが、こちらはLTS(長期サポート)なので今から始める場合でも特に問題ありません。
一通りの機能についてコードを見ながら学べるという点はもちろん、後半にある便利なライブラリの紹介が私にはとても役立ちました。

Go言語によるWebアプリケーション開発

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こちらは最近何かと話題の「Go言語(Golang)」について書かれています。
Go言語の特徴として、豊富な標準関数・ビルドしてしまえばどこの環境でもバイナリ1つで動作するという手軽さ・実行速度がよくあげられます。
この本はそんなGo言語でWebAPIを作成します。
WebAPIに限らず、Go言語を学ぶにあたりたくさんのノウハウがここで紹介されているので、是非手に取ってみてください。

Windows/Mac/UNIXすべてで20年動くプログラムはどう書くべきか


最後はシェルスクリプトを利用した、未来でも動作するプログラムを書くということについて学べる書籍です。
プログラミングしていると、面倒な環境構築や異なるOSへの対応などで悩まされることがあります。
OS間で標準化されたインターフェース(POSIX互換ともいいます)だけを使えば、どんなOSでも原則同じプログラムを動作させることができ(Windows10からはUbuntuが利用可能)、バージョンアップにも柔軟に対応できます。
そのためのノウハウをコマンドの意味と合わせて学べます。
正直「そこまでシェルでやるか…」と思うような部分もありましたが、「こんなコマンドあるんか」という発見も多いのでおすすめです。

いかがでしたでしょうか。
また機会があれば紹介したいと考えていますので、希望などありましたらこちらからどうぞ。