どの業種も、まわりのイメージと実態はほとんど違う

今回はIT業界のことをあまりご存知ない方向けの内容です。
まずはじめに、以下に書くことはあくまでの私の勝手なイメージということをご認識ください。

みなさんはIT業界で働く人にどのようなイメージを持たれているでしょうか?

  • きれいなオフィスでのびのび働く
  • 始業・就業時間が比較的自由
  • 私服で音楽聞きながら仕事できる

とかですかね(私はIT業界の人間なので客観性に欠けますが)。

結論から申し上げると…そんな会社は多くはないです。
以下、私の過去の経験から会社の形態別に見ていきます。

【事業会社(IT業界以外の会社)のIT部門(情シス)】

この場合、他部署の社員と同じような時間・服装・給与水準で働くことになります。
場合によっては、ITに関係ないような社会人基本セミナーとか営業セミナーみたいなものにも強制参加です。
そのくせ情報処理に関する資格支援がないところも多く、他部署の人から問い合わせがひっきりなしに来るので音楽聞きながらなんてほぼ無理です。
業種によりますが、社員同士が仲良くオフィスの福利厚生が充実しているという点はあるかもしれません。

【親会社をもつIT専門会社】

「○○ITソリューションズ」とか「○○情報システム」といった親会社の名前が○○に入るような会社がこのパターンです。
これも親会社に合わせた勤務形態をとることがほとんどです。
キャリアとしては、入社後数年は開発経験を積み、そこからはプロジェクト管理がメインになります。
色々な外注を受け入れて実作業はそちらへ委託していることが多いです。
外注としてこういった会社で作業する場合でも、時間・服装は合わせるのがほとんどなので、スーツはまだまだ健在です。

【独立系IT専門会社】

ここが一番分かれるところですね。
社内で開発しているようなケースだと本当に自由です(スタートアップに特に多いですね)。
そして、そういうところは管理職であっても最新技術に明るい方が多いです。

ただ、就業時間は9時~17時30分(または18時)でスーツ着用というところはいまだに多いです。
また、会社として10時始業だったとしても、上に書いたようなお客さんのところで常駐勤務するとなると、時間・服装はそこに合わせることになります。
さらに、常駐にしろ請負にしろ、間にいくつか会社が噛んでいれば中間マージンが発生します。
ex) A社(エンドユーザ)100万払→B社(システム子会社)80万払→C社(外注)50万払→D社(自分の会社)
そのため、極端に言うと自分(もしくは自分の会社)がもらう報酬はエンドユーザが払っているお金の半分だった…なんてことがありえます。
こんな話、どこかで聞いたことありませんか?

…そう、ゼネコンです。
日本のIT業界はいまだに多くのゼネコン体制で回っているのです。

いかがでしたでしょうか。
冒頭に書いたのは良いイメージですが、悪いイメージはどうでしょうか。
真っ先に出てくるのが「残業・休日出勤が多そう」ですかね。

最近は厳しく言う会社も増えましたが、残業・休日出勤はいまだ青天井です。
会社の体制に問題があるケースは多いので、なかなか是正が難しいのが残念なところです。

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