タイトルは冗談です(笑)。
前回の続きです。
Subversionを使ってる人がGitへ移行するための一歩となればと、こちらに手順を書きます。
前提として、当たり前ですがGitが導入されているものとします。
GitではSVNになかったフローや概念が多いので最初は戸惑うかもしれませんが、 慣れればどのコマンド(操作)をよく使うか、基本的な操作は何かなどはわかるようになってきます。
※私もチーム開発での利用(操作)はまだまだ慣れません…。
WindowsであろうがMacであろうが、通常の手順でインストールすれば環境変数にパスが設定されているはずです。
以下コマンドを流せば確認できます。
git --version
ここでエラーになるようなら、環境変数PATHにGitのインストールディレクトリを設定しましょう。
それでは移行作業に入ります。
まずはGit用ディレクトリを作成します。
mkdir [git_dir]
ベアリポジトリ(基準となるリポジトリ)として上記ディレクトリを初期化します。
git init --bare [git_dir]
Subversionの対象リポジトリ用ディレクトリを作成してそこへ移動します。
mkdir [svn_dir]
cd [svn_dir]
Gitコマンドを利用し、Subversionリポジトリから上記ディレクトリへチェックアウトを行います。
git svn clone [svn_remote_path]
Gitのリポジトリとして登録します。
git remote add origin [git_remote_path]
git push -u origin master
簡単に言うと、以下のようなことを行っています。
- Gitのリポジトリに登録したい場所を決める
- Subversionから対象リポジトリを取得
- それをGitへpush
これで履歴をすべて保持したまま登録ができます。
次回もGitについて少し書こうかなと思います。